まずは儲からない原因を理解!
“儲からない”企業の特徴
利益率が低い
「高いと売れない」
「安い物を多く売って利益を出そう」
私の所に相談に来る経営者のほとんどはこの考えを持っているのですが、これは大間違いです。”薄利多売”の戦略は「人出/資金/活動範囲」などのリソースが潤沢な「大手企業」が取る戦略です。小さな住宅関連事業会社(工務店、リフォーム会社、不動産会社等)はこのリソースが限られています。
「多売」のできない小さな住宅関連会社が「薄利」で商売してはいけないのです。
数字を見ていない
儲からない住宅関連会社の社長の95%は経営の勉強をしてきていません。売上/経費/会計等をどんぶり勘定で計算、会社の決算書や会計書類の見方がわからないまま会社経営に臨んでしまっています。
経営の基本は「数値化」です。数値に基づく判断と改善を続けていかないと儲かる会社には"絶対に"なりません。
数字を見ない経営は「目隠し運転」と同じ。事故を起こして当たり前なのです。
儲かる仕組み化が出来ていない
儲からない会社は「頑張れば何とかなる」の考えで、目の前の仕事/現場をただこなす日々を過ごしています。
一方、儲かっている住宅関連会社は必ず「集客→セールス→施工→アフターフォロー」など、それぞれに「儲かる仕組み」を形成しています。
仕組み化が出来ていない会社はお金/時間を作り出す効率性が上がりません。
その結果、会社にお金は残らず、自分の時間や家族との時間も作れない状況に陥ってしまいます。